特徴と使いかた

ここでのお話はオリーブオイルの中でも「エキストラバージンオイル」に限った特徴と使い方についてお話します。※「エキストラバージンオイル」と「ピュアオリーブオイル」ではあまりにも成分や効能に違いがある為

「エキストラバージンオイル」が体にいいとか美容にいいなどよく耳にします。しかし使い方といえばサラダ油の代わりに使ったりとなかなか使い方に幅が少ないと思います。「エキストラバージンオイル」と特徴がわかれば色々な場面で使うことが出来るようになり料理の幅や料理の楽しみ方が広がります。楽しみながら本当の美味しさを発見しましょう。

1 万能タイプのエキストラバージンオイルを選ぶ

エキストラバージンオイルにはオリーブの種類や搾取時期によって・香り・味・辛味などが違います。大きく「ストロング」「ミディアム」「ライト」に分類されます。裏のラベルに書かれていたりします。その中でも「ミディアム」を選びましょう。細かい使い分けもいいですが、オイルの酸化を考えると開封後1ヶ月ぐらいで使い切りたいので万能タイプを選びましょう。オイルの保管についてはこちら

2 エキストラバージンオイルは香りをつける「ハーブ」

エキストラバージンオイルの特徴の一つ「香り」。
加熱すると香りが多少落ちてしまいますが、最後に生で少し使用すれば風味豊かなソースになります。もちろんハーブも特有の香りがあるので組み合わせて使えば可能性は無限に広がります。サラダなどはハーブソルトにエキストラオリーブオイルをかければそれだけで素材の味を十分引き出し香りも楽しめます。

3 生のままで使う。仕上げの香りソース

生で使用することでエキストラオリーブオイルの香りを楽しめます。
焼いたパンにバターではなく塩を少しにオイルを垂らしてパンを付けながら食べる。
茹でたパスタにたっぷりかけてチーズとレモンをかければシンプルだけど風味豊かなパスタに。豆腐にエキストラバージンオイル と醤油少々か岩塩少々で素材の味を引き出すソースに。余計な調味料や脂質を抑えながら素材の味を引き出せます。

4 加熱してコクをプラス

エキストラオリーブオイルで野菜をじっくり炒めると、コクを与える事が出来てダシの代わりに。野菜を茹でる時のお湯に少しオイルを入れれば野菜の周りに旨味と香りをまとった野菜に!

5 揚げ物にもグッド

揚げ物に使えば仕上がり軽く、冷めても美味しくなります。オリーブオイルはオメガ9系脂肪酸のオレイン酸を多く含んでいるので酸化に強く揚げ物に、炒め物に適しています。
ただ注意点として、発煙点つまり熱して煙が発生する温度です。発煙点に達すると煙が出てしまいせっかくの味や風味が損なわれてしまいます。エキストラバージンオイル の発煙点は185度〜204度と言われています。発煙点に注意しながら使いましょう。

6 食品の保存に酸化から守るオリーブオイル

オリーブオイルにはコーティング作用があります。昔から地中海地方では食品をオリーブオイルに漬けて瓶詰や缶詰などの保存食品を作ってきました。例えば「オイルサーディン」これはイワシをオリーブオイル漬けにした保存食品です。

まとめ

以上6つの「エキストラバージンオイル 」の特徴と使い方について説明しまいた。確かに巷でオリーブオイルがいい噂が立つのも納得です。特徴をつかめば素材の良さを最大限に生かす事が出来て、さらに調味料や塩分、無駄な脂質を抑える事が出来ます。
あとは好みの「エキストラバージンオイル 」を探し出せれば最高です!
ぜひあなた好みのオイルを探して見てください。