HASAMI PORCELAIN、暮らしに無骨な余白を。

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波佐見焼が、400年の時を経てここにある

長崎県波佐見町。400年続く焼き物の産地に、ロサンゼルス在住のデザイナー篠本拓宏氏が目をつけた。生まれたのが、HASAMI PORCELAIN。

普通の波佐見焼と、何が違うのか

波佐見焼は、一つのブランドの名前ではない。長崎県波佐見町という産地そのものを指す言葉だ。型を起こす窯元、生地を焼く窯元、絵付けを担う窯元。分業制のもと、数百の窯元が併走してきた歴史がある。

HASAMI PORCELAINは、その分業制の産地から生まれた、数あるブランドのひとつに過ぎない。ただし、他と一線を画す理由がある。デザインを手がけたのは、ロサンゼルス在住の篠本拓宏氏。日本の伝統技術に、現代的な「引き算」の視点を持ち込んだ。

絵柄も彫刻もない。単色の釉薬と、削ぎ落とされたフォルムだけが残る。同じ規格でスタッキングできるよう設計されたサイズ展開は、量産技術という産地の強みを、そのままデザインの美学に転換した結果だ。伝統工芸にありがちな一点物の情緒ではなく、日常づかいを前提にした構造がここにある。

手に入れたら、何が変わるのか

器を変えても、生活は変わらない。そう思っていた人の朝が、ここで変わる。

コーヒーを注ぐマグが変わるだけで、その5分間の質が変わる。艶のあるグレーが光を静かに受け止め、湯気の向こうの輪郭がいつもよりはっきりする。夜、プレートに載せた料理の色が、黒い肌の上でくっきりと締まる。同じ食材でも、器が変われば、見え方が変わる。

無骨余白がこのシリーズを選ぶ理由は単純だ。飾るための美しさではなく、使うほどに自分の表情へと育っていく器だから。艶、色ムラ、経年変化。それらすべてが「味」になる。派手な演出のない器だからこそ、そこに生まれる余白に、暮らしの手触りが浮かび上がる。

ここでは、無骨余白のROOMで扱う12点を、朝・喫茶・食卓・夜という一日の流れに沿って紹介する。

朝・喫茶 ── マグが目を覚まさせる

一日の始まりに、静かな器を選ぶ。

マグカップ L 450ml(グロスグレー)

静謐な光を湛えたグレー。艶のある質感がコーヒーの琥珀色を美しく映す。450mlのたっぷりとした容量は、思考を深める喫茶時間に向く。同シリーズのプレートを蓋として合わせれば、そのまま保温にも使える。


¥3,850

マグカップ M 375ml(ブラック)

釉薬をかけない、砂岩のようなマットな黒。使い込むほど表面が滑らかになり、コーヒーの油分が馴染んで、自分だけの器に育っていく。朝の静けさを支える一脚。


¥3,300

食卓 ── プレートとボウルが、余白をつくる

食卓に並ぶ器は、料理の余白を決める。大きすぎず、小さすぎない。HASAMI PORCELAINのプレート・ボウルは、そのちょうどよさで選ばれている。

プレート 18.5cm(Natural / Black / Gloss Gray)

大皿は一人分には持て余す。小皿では主菜が収まらない。18.5cmという大きさが、トーストにもおにぎりにも、軽めの一皿にもちょうど良い。3色展開だから、食卓の気分で選べる。


¥2,750

プレート 22cm(Natural / Black / Gloss Gray)

小皿では窮屈、大皿では持て余す。その間を埋める22cmが、実はいちばん出番が多い。肉料理をメインに据えても、副菜を二品並べても、余白が残る。来客時は取り皿にもメインプレートにもなる。


¥4,400

ボウル 14.5cm(Natural / Black / Gloss Gray)

グロス仕上げのグレーには、色ムラや個体差がある。量産品としては欠点かもしれないが、それは手仕事に近い焼き物の証。使うほどに、自分の器だけの表情に気づく。副菜にも麺類にも、ミニマルな盛り付けにも応えるサイズ。


¥2,750

THE GRAY COLLECTION Dark Gray Plate

漬物や薬味を添えるだけの小皿は、案外見過ごされがちだ。高さわずか1.2cmの薄さが、脇役のはずの一枚に主張しすぎない品を与える。5サイズ展開だから、食卓の隅々まで同じ意匠で揃えられる。


¥1,100

ボウルディープラウンド 18.5cm

丸みを帯びたフォルムが、どんな盛り方も受け止める。艶のあるブラックの半磁器は、日本の伝統技術とミニマルなデザインが交差した結果。同じモジュールで重ねられる設計は、日々の食卓に無駄なく馴染む。


¥4,400

ラウンドボウル ブラック 2点セット(ふるさと納税)

釉薬のツヤを完全に消し去り、焼き締めた土のざらつく肌を残した漆黒。光を吸い込むマットな黒が、盛り付けた野菜の緑や、オリーブオイルの黄金色を鮮烈に引き立てる。ふるさと納税という形で、伝統の地に還元しながら日常を整える選択肢。


¥30,000(寄付金額)

ウッデントレイ HP025

アッシュ材のナチュラルな木肌が、白い磁器と組み合わせたとき食卓に静かなリズムを生む。蓋としても、トレイとしても。用途を限定しない設計だから、その時々の必要に応じて使い方が変わる。HASAMIの丸い器と重ねれば、食卓の空間効率も上がる。

商品を見る ¥10,450

夜 ── 一日の終わりに、無骨な相棒を

夜は、器の表情がいちばん濃く出る時間だ。

プレート φ18.5cm(HPB003 ブラック単色)

飾るための美しさではなく、日常の中でガシガシ使い倒せるタフなフォルム。オイルの艶も、ナイフの跡も、すべてを味として飲み込み、自分だけの表情へと変貌していく。視覚のノイズを削ぎ落とし、一日の終わりに余白を支える器。


¥2,750

プレート φ22cm(グロスグレー)

一日の締めくくりに相応しい、彩りを重ねる器。一切の無駄を排したフラットな造形と、光を品よく反射するグロスグレーの質感。縁の立ち上がりが描く直線が、盛り付けられた料理を一つの作品として定義する。


¥4,400

ガラスタンブラー 350ml

一切の濁りがない、潔い厚み。同ブランドの陶磁器と共通の規格で作られたスタッキング性能が、積み重なった姿に建築のような規律を与える。厚みのあるガラスが、注いだものの色を静かに増幅する。


¥1,650

まとめ

HASAMI PORCELAINは、朝の一杯から夜の一皿まで、一日の輪郭を整える器だ。飾らず、使い倒し、自分だけの表情に育てていく。12点それぞれに役割があり、揃えるほどに食卓の余白が濃くなっていく。

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