飲む前にオリーブオイル

新年会に忘年会、お酒を仲間と飲むのは楽しいですよね。そんな楽しい時間の後に待っているのが二日酔いです。そんな二日酔い予防にオリーブオイルがいいんです!二日酔いがなぜ起こるのかと解決方法をお教えします。

飲んだ次の日も二日酔いをきちんと予防して
次の日の仕事や休日をバリバリ活動しましょう。

二日酔いはなぜおこる?

二日酔いのメカニズムははっきりとは解明されていませんがいくつかの原因があると考えられています。

アセトアルデヒト

アルコールは体内に入ると肝臓で「アルコール脱水素酵素」という酵素によって分解されます。その時に発生する物質が「アセトアルデヒト」という有害物質です。さらに「アセトアルデヒド脱水素酵素」によって酢酸になり最後に炭酸ガスと水になります。アルコール摂取量が最後まで処理できる量であれば問題ないのですが処理能力以上のアルコール量を摂取した場合分解有害物質である「アセトアルデヒト」が血中に戻され身体中に回ってしまうのです。そのために頭痛や吐き気などの二日酔いを引き起こしてしまいます。

脱水状態

アルコールが体内の水分調整をしている抗利尿ホルモン(バソプレシン)を抑えてしまいます。そのため、必要以上に尿が排出され脱水状態になり二日酔いに見られる頭痛やだるさを引き起こしてしまいます。

胃酸の過剰分泌

アルコールの分子はサイズが小さく、胃の粘膜を通り抜け刺激します。刺激された胃は食べた物を消化するための胃酸を過剰に分泌してしまいます。この胃酸は強い酸性で痛みや不快感を引き起こしてしまい、あの二日酔いです。

二日酔いをオリーブオイルで予防

昔から飲む前に「牛乳」を飲みなさいと言われていましたがその理由として飲む前に牛乳の脂肪分で胃を保護してアルコールの吸収率を遅らせることが目的だったと言われています。しかし、最近牛乳にそこまでの脂肪分が無いことがわかりました。そこで胃の保護ができる脂肪分とは何か!

そうです「オリーブオイル」です!オリーブオイルには油の中でもオレイン酸、ビタミンE、ポリフェノールを豊富に含んだ健康油です。もちろん油ですのでカロリーはありますが少量で十分胃を保護できるます。

オリーブオイルの摂取方法

それでは摂取方法です。

まずは「スプーン一杯のオリーブオイル」飲酒前にオイルを摂取することによって胃を保護することができます。スプーン一杯を直に飲むのはちょっと厳しいと思われる方は野菜にたくさんのオリーブオイルがかかった「サラダ」や魚と野菜にたっぷりオリーブオイルがかかった「カルパッチョ」、トマトスライスにモッツアレラチーズを挟んでオリーブオイルをたっぷりかけた「カプレーゼ」などです。

どれも地中海料理の代表的なものばかりですね。二日酔いになるのは
日本人だけではなく海外でも昔から脂肪が胃を保護することをしてきていたようです。
イタリアでは飲む前にオリーブオイルを飲む習慣が昔からあるそうです。

※ここでのオリーブオイルは熱処理されていない「エキストラバージンオイル 」をおすすめします。熱処理されていないエキストラバージンオイル には多くの栄養素が含まれているからです。

まとめ

二日酔いの予防には胃を保護して肝臓の働きを助ける栄養素をなるべくとるために「オリーブオイル」を取り、水分を多めに取ることを気をつける!

これで準備OK!お酒を飲むために気をつけながら楽しい時間を長く過ごせるようにしましょう。