オリーブオイルの臭いを追求!
オリーブオイルが苦手と言われる方は臭いがちょっと気になって嫌。とか、ピリッとした感じ嫌などが挙げられます。
ピリッとするのはエキストラバージンオイル などの特徴の1つでもありオリーブの実の品種や若いうちに摘んだオリーブから直接絞ることによる言わばそのオイルの特徴でもあるので好みの部分もあります。
問題は「匂いが気になって」という方です。その匂いの原因を探して行きましょう。
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何が臭うの?
オリーブオイルの色は薄い黄緑や緑色をしています。この色はオリーブオイルの中に含まれるクロロフィル(葉緑素)によるものです。このクロロフィルは紫外線や蛍光灯の光に弱く、光を浴びると光合成をします。この光合成が進むとクロロフィルの量が減り酸化が進むことになってしまいます。この酸化によってオイルが劣化してしまい、キツイ匂いを出してしまうのです。
要は匂いの原因は紫外線による酸化によるオイルの劣化ということになります。
買ったばっかりなのに臭う
買ったばかりの「エキストラバージンオイル 」なのに臭うオイルがあります。それはなぜでしょう。蓋も開けていないのに臭っている!そんなオイルの大半はペットボトルに入っていたり透明な瓶に入っていたりしています。
日本への輸入中やお店に長い間紫外線が当たる場所で陳列されていたものなどは栓を開けていなくても劣化してしまっているのです。
開封したらなるべく早く!
オリーブオイルの劣化の原因は他にもあります!それは酸化!酸化は空気に触れることで酸化します。当然オイルを開封すれば空気に触れるので酸素と触れ酸化して行きます。結果、劣化します!
といううことで開封後はなるべく早く使い切るようにしてください。目安は1ヶ月程度で使い切るようにしましょう。
劣化してしまったら
酸化してしまったオイルはどうすれば良いのでしょう。あまりにも臭いがキツイものは破棄を進めますが。
開封して2、3ヶ月程度のものでしたら加熱する料理に使うことをお勧めします。開封直後の「エキストラバージンオイル 」を加熱してしまうとせっかくの香りや風味が損なわれるのでお勧めしませんが香りや風味が落ちてきたオイルを使えば無駄なく使うことができます。
他のオイルと違って油脂が食品の中に浸透しにくく、表面に留まるため熱を素早く通します。炒め物や揚げ物に使えばさっぱりした仕上がりになって胃もたれもしにくくなります。天ぷら、唐揚げ、炒め物に是非使って見てください!
オリーブオイルの匂いのまとめ
- まずはオイルを買うときにペットボトル/透明の瓶などの
入れ物を避ける - 開封したら1ヶ月を目安に早めに使う
- 保管は冷暗所にて保管
- 少し時間がたったオイルは加熱用にして楽しむ
以上のことを気にしながらフレッシュなオリーブオイルを楽しんでください。
オイルによって香りは全然違います。オリーブの実の種類や収穫のタイミングによる実の熟し度合いで個性が出ます。香りはエキストラバージンオイルの大きな楽しみの1つなので、匂いというよりも香りとして楽しみましょう!
セールだからといってたくさんオイルを買いすぎると使い切るのが大変になってしまいます。使いきれる程度の量を買うか、多めに買ってしまった時は大切な友人にプレゼントしましょう^^
今回は匂いにフォーカスしましたが、「匂い」ではなく「香り」にフォーカスした記事もあるのでぜひ!
オリーブオイルの「香り」にはタイプがあります。タイプによって料理や気分に合わせてオリーブオイルを使い分ければより一層楽しむ事ができるでしょう!
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