サラダ油が危険と言われるのはなぜ?改めて考えてみる!

あなたのキッチンに並んでいる常備油はなんでしょう?多くの常備油として長く降臨する「サラダ油」。お歳暮やお中元で頂いて何と無く使い続けている方も多いのではないでしょうか?

オリーブオイルは「健康に良い油」、サラダ油が「危険な油」とよく耳にします。ですが本当に危険であれば販売禁止になっているはずです。そこには少し噂が大きくなったいる部分があるかもしれません!

この機会に一緒に考えて見ましょう!

サラダ油ってなーに?

「サラダ油」って何からできてるの?普通にみんなサラダ油って言ってますが、そもそもサラダって何?ってところから始めます!

大正13年(1924年)に日清オイリオが「日清サラダ油」の名称で発売したのがサラダ油の始まりです。現在日本ではJASの基準を満たした原材料を使いJAS認定の工場で製造されなければ「サラダ油」を名乗ることはできません。

JASによると0℃の温度で5.5時間放置しても凝固や白濁がない事をサラダ油の条件としています。

サラダ油の原料

  • ひまわりの種子
  • 大豆の種子
  • とうもろこしの胚芽
  • 油菜の種子
  • ゴマの種子
  • 綿の種子
  • 紅花の種子
  • ぶどうの種子
  • 米ぬか

以上がサラダ油の主な原料です。

上記を原料を精製して作られた食用植物油の総称を「サラダ油」といいます。プラス、上記の2種類以上を混合した「調合サラダ油」もサラダ油です。

オリーブオイルが「良」サラダ油が「危険」と言われるのはなぜ?

オリーブオイルとサラダ油のイメージの違いはそれそれの違いによるものだと思います。どのような違いがあるのでしょう!

製造方法の違い

オリーブオイル(ここではエキストラバージンオイル とします詳しくは)とサラダ油の大きな違いとして挙げられのが製造方法です。

「オリーブオイル」がオリーブの実を潰して油を絞り出すのに対して「サラダ油」は精製処理されます。この精製処理には溶剤や添加剤が使用されます。人の体に害があるものは完全に除去されていると言われていますが実際に使われた経緯がみんなの不安の要因になっているようです!

原材料に遺伝子組換えが使えるかの違い!

現在日本では遺伝子組換えされたオリーブを食用として流通することは食品衛生法により禁止されています。ですので日本で流通しているオリーブオイルに遺伝子組み換えのオリーブオイルは存在しません。

一方「サラダ油」は遺伝子組み換えされた原料を使用しても問題はありません。さらに遺伝子組み換えを使用した表示義務が無いのが現状です。

遺伝子組み換えの食物が完全に悪いというわけではありません。農薬を減らす事が出来たり、生産効率が上がったりとメリットが沢山あります。現在、遺伝子組み換えが「安全ではない」と明確な証明はされていません。ただ、遺伝子組み換えの歴史は浅く謎の部分が多く存在するのも事実です。

オリーブオイルは「安全」でサラダ油は「危険」と言われる原因はこんな人の不安からも来ているようです!

トランス脂肪酸!

「オリーブオイル」には含まれていなく「サラダ油」には多少なりとも含まれているものがトランス脂肪酸です。

トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やし動脈硬化のリスクを高めます。そして、心筋梗塞や脳卒中のリスクを高め、認知症や言語障害などの様々な障害を生む可能性があります。

トランス脂肪酸に関しては噂や思い込みでは無く実際の研究成果が「オリーブオイル」と「サラダ油」の明暗を分けているようです!

結論

「オリーブオイル」と「サラダ油」同じ油ですが全然違うものですね!まだはっきりしていない事や噂からの部分もありますが、どちらかを選ぶとなればやはり「オリーブオイル」をオススメということになるようです!

一概にサラダ油「危険」は極端な意見のような気もしますが、「トランス脂肪酸」に至ってはやはりできる限りサラダ油はなるべく使わないにとなってしまうようです!

人の体に絶対必要な「油」!

様々な料理の基本となる「油」!

あなたの食卓の基本もこの機会に考えて見てはいかがでしょう!

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