オリーブオイルのカロリーを知ろう

様々な栄養素を持ち、身体にとても良い「エキストラバージンオイル 」ですがやはり油には変わりません。どれ程のカロリーがあって、他の油とはどういった違いがあるのか。摂取限度やカロリーの消費目安をご紹介します。

オリーブオイルのカロリー

ズバリ「オリーブオイル」カロリーは大さじ一杯(12g)あたり111kcal です。
他の油と比較して見ましょう。

  • オリーブオイル 111kcal
  • ごま油     111kcal
  • サラダ油    111kcal
  • コーン油    111kcal
  • なたね油    111kcal
  • 無塩バター    92kcal
  • 有塩バター    89kcal
  • ラード     113kcal

料理に使用する代表的な油と比較してみるとほとんどが111kcalです。
バターが少しだけ低く、動物性油脂のラードが少しだけ高いだけでどれも僅差。以外ではないでしょうか。まず健康の味方「オリーブオイル」が他の油とほとんど一緒だなんて!植物性油脂だろうが動物性油脂だろうがカロリーってほとんど差がないのです。

オリーブオイルがオススメされるのはなぜ?

オリーブオイルが他の油と変わらずカロリーが高いということがわかったと思います。巷ではあれだけ身体にいいからオリーブオイルを使いましょうと言っているのでカロリーなどもほかの油と比べると断然少ないことを期待していましたが結果は同じで油は油。ではなぜこんなにも「オリーブオイル」がおすすめされるのでしょう。
それは「オリーブオイル」の栄養素にあります。

オリーブオイルは他の油と比べてオレイン酸の割合が多いのが特徴です。
オレイン酸といえば不飽和脂肪酸に分類され血中コレステロールを下げる働きがあります。その中で一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸は善玉コレステロールはそのままに悪玉コレステロールのみを下げてくれます。

これが他の油とオリーブオイルの違いです。

ちょっと余談、コレステロールって?

CMなどで悪魔のような扱いを受けているコレステロールですが一体何か
きちんと説明できる方はあまりいないのではないでしょうか。

コレステロールとは体にある脂肪分の一つです。役割は

  • 細胞の膜の形成
  • ホルモン・胆汁酸を作る材料

などがあり人の体に必要不可欠な物質です。60%から70%が肝臓や象徴で合成され残りは食事からの摂取で補います。

コレステロールには大きく分けて「善玉コレステロール(HDL)」と「悪玉コレステロール(LDL)」の2種類あり、それぞれ違った役割があります。
悪玉コレステロールは肝臓でできたコレステロールを全身に運ぶ役割。善玉コレステロールは体内で余った悪玉コレステロールを回収する役割があります。こうして役割を考えると悪玉コレステロールも善玉コレステロールも両方必要でバランスが必要ということがわかります。

しかし問題は食生活や喫煙、飲酒、睡眠不足などによって悪玉コレステロールだけが増えてしまいコレステロールのバランスが崩れ動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞を引き起こしてしまう原因になるのです。

まとめ

体にとてもいいと言われている「オリーブオイル」ですが油には変わりなくカロリーは他の油と同様高いことがわかりました。しかしながらオリーブオイルが持つ栄養素の素晴らしい効果がカロリーの高さを補っているんですね!

同じカロリーの油なら「栄養素が高いオリーブオイルにしましょう!」という結果です!

体にいいからと言って過剰な摂取は肥満の原因になります。一日の摂取目安は大さじ1杯(12g)です。コレステロールを食事からも補うことを考え毎日摂取することを心がけ、とりすぎには十分気をつけながら健康な体を手に入れましょう。

オリーブオイルには色々な効果が!

他にもオリーブオイルが巷でオススメされる理由がたくさんあります。この機会にオリーブオイルにもう少し触れて見てはいかがでしょう!オリーブオイルの効果効能についてまとめた記事があるので覗いて見てください↓

最後にどれくらい運動すれば111kcalを消費することができるかご紹介します。適度な運動も健康な体にはおすすめなので^^

  • ウォーキング    42分
  • ジョギング     25分
  • 自転車       16分
  • 掃除機       36分
  • 水中ウオーキング  32分
  • 水泳        16分

美味しいものを食べて適度な運動をして
素晴らしい人生を!